
レゴバットマン・ザ・ムービー、面白いです。
この広告から御察しの通り、若干ふざけた映画。(いや、終始ふざけ倒してます笑。)
が…!それがですよ。
この映画、かなりの大作。傑作です。
2014年に公開されたレゴムービーの続編であり、数々のバットマン映画史に残る新たな作品。
登場人物から建物、武器まですべてがLEGO。「子供向けの映画だろ?」と興味が湧かない方もいらっしゃるかと思います。
違うんです、大人も楽しめます。
大人だからこそわかる感情の機微。
子供でもわかる映像の楽しさ。
LEGOの可愛さ←ここ大事
バットマンを知らなくても楽しめるコミカルなキャラクター達。
観て後悔はさせません!(監督でも声優でもないですが笑)
見どころは、
いちいちニヤニヤさせてくれるユーモア
意外と繊細なキャラクターの心の揺らぎ
だと思います。
まずは、バットマン。原作ではガンガンギャグを言うタイプではないんです。
けれど、レゴの世界では違います。おもしろおかしく飛ばしまくってます。
ボイスパーカッションをしてみたり、床をのたうちまわって駄々をこねたり、とにかくやんちゃ(笑)
例えがあれかもしれませんが、ときどき芸人のザキ〇マさんに近いものを感じます。
それに対するのは悪役、ジョーカー。
この映画のジョーカーはとにかく可愛い。
バットマンに「ジョーカーこそが最大の敵だ」と認めてほしいだけなんです。
わかりやすくいうとバイキンマン的ポジションです。
バットマンと戦うことがライフワークのようになってます(笑)
「なんでもっと脅威と思ってくれないの!!!こんなに悪党なのに!!」と次々と企み続ける姿はもはや愛おしい。
”かまってちゃんヒーロー”と広告にあるけど、ジョーカーのほうがかまってちゃんだった気が…。
そしてロビン。
この子は、バットマンの天涯孤独の心にある感情を芽生えさせる重要なパートナーです。ロビンは、事前情報なしで劇場でご覧下さい(笑)
そのほうが楽しめると思います。
振り向かせたいジョーカーと興味がないバットマンの戦いに、様々な人達(レゴ達)が巻き込まれておかしな展開になります。
そして最後に僕なりに感じたこの映画の教訓は、
「誰かに頼ることの重要性と家族を大切にすること」
一人で無理しないで、まわりと協力しよう!というメッセージが込められていた気がします。
あ、みどころ!これ個人的にハマったポイントです。
あのヴォルデモートやジョーズ、キングコング等、ワーナーの往年のキャラクターが悪役レゴとして出演しています。
「あ!!!あいつあいつ!うわ!ウィンガーディアムレビオーサwwww」って興奮しました。
バットマンやアメコミに興味がない方も楽しめる映画だと思います。
ぜひぜひ~~
最後まで読んでいただきありがとうございました。