今回は、高橋優「同じ空の下」を紹介します。ライブの定番曲であり、「この曲が一番好きだ」というファンの方も多いと思います。ラストやアンコールにもよく歌われます。
高橋優ファンクラブの僕が選ぶ、ライブでのアンコール曲5選 - 生きてる間は暇つぶし
PVも、とても胸を打つ内容です。
同じ空の下(PV)
PVの主人公は、夢も希望もない64歳の無職の独身男性、関根さん。
「本当に信頼できる人って、いると思うかい?」という問いかけから、曲が始まる。
「関根さんには、お金も家族も、体力も時間も、希望も絶望すらもないように見えた。」と、一般男性の生活を淡々と映しだす、あまりにもリアルな映像。
「35年前の人妻とのセックス、あれが一番よかったな」
「今だったら50前後の女がベストだよね。だって、まだ俺に本気になってくれるかもしれないじゃん。」
そう言う関根さんに対して、高橋優さんが「それって生きる希望ってやつじゃないですか?」と投げかけて、PVは幕を閉じる。
同じ空の下(ライブ)
選ばれたわけじゃない 才能があるって保証もない
ただ僕は僕らしく生きていたいだけさ
レールなんて敷かれていないし 誰の足跡も残っていない
正しいのかどうかを確かめる術はない
何かを始めようとするとき、ほとんどの人はこういう状況です。才能なし、レールなし。正しいのかどうかもわからない。みんなスタートは一緒。
明日がそっぽ向いてても 今日がやるせなくても
この手伸ばして 一歩踏み出して
「これだ!」って腹括って決めた
道無き道をどこまでも行こう 何度つまづいても
ライブでは、サビの「オ~イェ~!」の部分をみんなで歌います。「明日がそっぽ向いてても」という表現が好きです。うまくいかない日々を表しながらも、いつか振り向いてくれるような気もする。そっぽ向いた明日を振り向かせたくなる。
いつかまた会えたときは 胸を張っていたいな
まだ笑うには難しい増えてくばかりの傷も
君と笑い飛ばせりゃいい
そのときまであとどれくらいの 涙が流れても
一人ぼっちでも孤独とは違うよ
同じ空を見てる
一番好きな歌詞。笑うには難しいようなことも、いつか笑いとばせりゃいい。
言ってることは「明日はきっといい日になる」に近い。時間をかけて笑い話にしようという考え。
高橋優「明日はきっといい日になる」口ずさむだけで気持ちが軽くなる、元気をもらえる曲 - 生きてる間は暇つぶし
「同じ空の下」では人と人の繋がりを表現している。みんな同じ世界で生きていて、空を見上げれば、それを感じられる。一人ぼっちでも孤独ではない。
才能がなくても、正しいかどうかわからなくても、いけるところまでいきましょう!
www.imuruta.comwww.imuruta.comwww.imuruta.comwww.imuruta.com