映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」
※ミニオンは主役ではありません。主役はグルーです。
ミニオンをメインで観に行った方は、途中で「なんだよ!思ったよりミニオン出番少ない!」と思うかもしれません。
ですが、ミニオン以外にも可愛いキャラが次から次へと登場するので安心してください。
見どころ
・3姉妹の年齢による感性の違い(アグネス、イディス、マーゴ)
・ルーシーの母親奮闘記
・ドルーとブラッドの可愛さ
・グルーさんの愛情深さ
・ミニオンかわいい
・ミニオンかわいい!!!!!!!!
今回の物語は、グルーが悪党ブラッドを取り逃したために、反悪党同盟をクビになるところからはじまる。
クビになったグルーが家で途方に暮れていると、ある男が来る。
その男から「生き別れた双子の兄弟”ドルー”が会いたがっている」という謎の伝言が。
え?なに?生き別れた双子今更出てくんの?とか思ってたら、ここからあれよあれよとジェットコースターのように次々と物語が転がっていく映画。
詰め込みすぎた感は若干あるけど、おしゃれにテンポよく展開していくから大丈夫です。
グルーの双子の兄弟、ドルー
このドルーのキャラが良い!
おっちょこちょいで足手まといで、それなのに悪の道への憧れは、人一倍強い。
ドルーは「俺に悪党の手ほどきをしてくれ」とグルーに懇願。
しかし、グルーはもう悪党にはならないと固く誓っています。(悪党をやめたグルーさんに呆れたミニオン達は、ガッカリして家出しちゃいます笑。)
グルーとドルーの関係性やかけあいに注目です。
悪役、ブラッド
子役として一世を風靡、しかし思春期の成長とともに人気は急降下。
昔の栄光を引きずって生きるブラッドは、80年代ファッションに身を包み、80年代のBGMでダンスしながら登場。(笑)
ブラッドのネタは、大人の方が楽しめるかも。
子役時代の「ボクちゃん悪い子」という絶妙にムカつく決め台詞が笑えます。
怪盗グルーという邦題からお察しの通り、結局怪盗やっちゃうんですけど、そこに至るまでのグルーさんの想いに注目です。
双子のドルー、妻のルーシー、娘たち、そしてミニオン。
みんなに対するグルーさんの愛は、もはや仏レベル。
大人こそ、何か感じるものがあると思いますので、ぜひ、劇場へ!
劇場には、子供たちがたくさんいました。普段なら「ちょっと今静かにしてほしいところなんだけどなあ」とか思うところも、この映画なら心配いりません。
むしろ、応援上映のように子供と一緒になって
「ミニオンかわいい~~~♡」
「グルーさ~~ん!」
と楽しめるので、レンタルで観るより楽しいと思います。