生きてる間は暇つぶし

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手塚治虫文化賞!「大家さんと僕」カラテカ矢部太郎さんと大家さん(80代女性)のゆる~い実話漫画。

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お笑い芸人「カラテカ」矢部太郎さんの作品「大家さんと僕」を紹介します。

 

矢部さんの初めての漫画作品で、同居している大家さん(80代女性)とのホッコリエピソードを描いた実話エッセイ。

 

父親が絵本作家(やべみつのりさん)ということもあり、初めての作品とは思えない味わいです。

 

平愛梨さんが本の帯に書かれているように「誰かに薦めたくなる」漫画です。

 

早速、僕もお薦めしていきます。

 

一緒に住むきっかけ 

矢部さんは、過激なロケがきっかけで、前に住んでいたマンションを出なければいけなくなりました。

 

不動産屋さんで「広い部屋ありませんか?」と聞くと、すぐ近くにあります、と紹介されたのが今の部屋。

二世帯住宅の1階に大家さんが住み、2階に矢部さんが住むという奇妙な二人暮らし。

 

最初は大家さんとの距離の近さが嫌だった矢部さん。次第に居心地が良くなり、「二人で旅行に行くまでの仲になった」という実話エピソードが漫画化されたのが「大家さんと僕」。

 

1ページ8コマの構成

1ページに対して、8コマの漫画になっています。しかも、8コマ目はクスッと笑えるときもあれば、感動するときもある。

 

見開きの16コマの中にゆるい展開があり、ページをめくっていくと、いつの間にか話が終わっている。その繰り返し。

 

大家さんとの話のテンポや空気などが、リアルに伝わる描き方をされていて、まるで実際に二人を見たことがあるような不思議な感覚になります。

 

ちなみにこの8コマ漫画は、大家さんが読みやすいようにと矢部さんが考えた構成。矢部さん、優しすぎます。

 

近所との関係

昨今、核家族が急増し、隣人との関係が希薄になっています。「大家さんと僕」のような関係は減ってきている。

まったくの他人同士なのに、雨の日には洗濯物を入れてあげたり、二人でお茶をしたり、二人で旅行に行ったり。

現代では珍しい関係を築いている矢部さんと大家さん。

 

ご近所さんと全く関わらずに暮らすことができる、今の時代。隣人に対してどうでもいいと思わずに、少しは接点を持つことが暮らしを充実させるヒントです。

「ずっとこの家に住みたい」「また来年も大家さんと桜が見たい」こんな矢部さんの一言から、温かさと関係性の深さを感じました。 

 

最後に

マイペースで優しい大家さんと人見知りで気弱な矢部さんが仲良くなっていく様子は、本当にホッコリします。

 

ゆっくり時間が流れているような感覚になり、各エピソードに癒される漫画です。

 

あっという間に読めますので、ぜひ読んでみてください!

いつの間にか、心が温まりますよ~。