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【東京2020オリンピック】北海道の聖火リレーをわかりやすく図解|遠隔地は「こどもの火」を使う?

北海道はどうやって聖火リレーする?
北海道はどうやって聖火リレーする?

どうも、こんにちは!北海道民のいむるた(@imurutalog)です。

2019年も後半戦に突入し、いよいよ近づいてきた「東京オリンピック」。徐々に盛り上がってきましたね。

先日、聖火リレーのルートが発表されました。今回は、その聖火リレーの北海道ルートについてのまとめです。

北海道の聖火リレーのルートは遠隔地も含む 

僕が住んでる北海道では、2日間かけて聖火リレーが行われます。こんなルートで聖火が運ばれるそうです。

 

【1日目】

函館市→根室市→北斗市→七飯町→釧路市→洞爺湖町→室蘭市→帯広市→白老町

【2日目】

苫小牧市→富良野市→むかわ町→旭川市→厚真町→安平町→千歳市→稚内市→札幌市

 

いや~、一瞬、目を疑いました。

函館市から根室市!?660㎞あるぞ…高速道路で8時間かかるぞ… 

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広すぎる北海道をリレーする解決策は「親子の火方式」

結論から言うと、そんな距離をリレーするわけではありません。

もし、そうなら、過酷すぎますよね。24時間マラソンよりきつい。

 

じゃあ、どうやって実現するのかというと、「親子の火方式」 を導入します。

他県からリレーしてきた聖火(親の火)と、あらかじめ遠隔地に用意しておいた聖火(こどもの火)を併用するやり方です。

「聖火は1つではなく、複数の聖火を使ってリレーを行う」ってことですね。

 

ワープするんですよ、函館から根室に!

 

1日目の日程を例に「親子の火方式」を図にしてみた

先ほど紹介した1日目の日程を図で示してみます。

【1日目】

函館市→根室市→北斗市→七飯町→釧路市→洞爺湖町→室蘭市→帯広市→白老町

 

図にすると、こういうことになります。 

※炎マークがついてる都市は聖火を所持。頭の数字はリレーの順番。

【東京2020オリンピック】北海道の聖火リレー1日目
【東京2020オリンピック】北海道の聖火リレー1日目

遠隔地(帯広市、釧路市、根室市)は、最初から聖火(こどもの火)を持っています。

「函館さんとこのリレー終わったから、根室さんとこのリレー始めてください!」って感じで引き継ぐんですね。

このやり方なら、函館市→根室市→北斗市…なんてムチャぶりを叶えられます。

 

結論:全然不可能じゃなかったけど、これはリレー? 

「親子の火方式」を踏まえて、もう一度、リレーのルートを見てみます。

※こどもの火を持つ都市

【1日目】

函館市→※根室市→北斗市→七飯町→※釧路市→洞爺湖町→室蘭市→※帯広市→白老町

【2日目】

苫小牧市→※富良野市→むかわ町→※旭川市→厚真町→安平町→千歳市→※稚内市→札幌市

 

親の火の動きはこうです。 

北海道の聖火リレー図解
北海道の聖火リレー図解

こどもの火を使った遠隔聖火リレー。広すぎる北海道ではこうする以外なかったんですかね。 

渡さないと、なんだかリレーって感じがしないですね~

1日目のゴール「白老町」、そして2日目のゴール「札幌市」では聖火到着のセレブレーションを行うそうです。

聖火が札幌市にくるなんて、ワクワクします!

参考:北海道|東京2020オリンピック聖火リレー

 

www.imuruta.com

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